AMED成果報告ページ

概要

当研究室では、日本医療研究開発機構(AMED)の「医療・介護・健康データ利活用基盤高度化事業
(医療高度化に資するPHRデータ流通基盤構築事業)」として、
「医療高度化に資する分散管理型PHRデータ流通基盤に関する研究開発」を進めています。

様々な健康情報を本人が電子的に管理する仕組みPearsonal Health Record(PHR)。
PHRを活用することで、診察の精緻化・個別化・PROの活用・遠隔診療との相乗効果など、
医療の高度化・質の向上が期待されています。

しかし、医療における電子的なレコード(EHR)とPHRとが連携した事例は乏しいため、
本人・家族の意思の下で複数のPHR-EHR間のデータ交換を実現する
「分散管理型PHRデータ流通基盤」を開発・実証し、成果物を公開することが、本事業の目的です。

このページでは、その成果物を公開していますので、ぜひご覧ください。

【成果物1】啓発漫画:生活習慣の改善に役立つPHR

【成果物2】データ交換・流通にかかる既存規格の調査報告

本人・家族の意思の下で複数のPHR-EHR間のデータ交換を実現するには、
流通するライフログ等のPHRについて、標準となるデータ交換・流通規格を定める必要があり検討を進めてまいりました。

この検討の中で実施しました既存の国際規格等の調査結果につきまして、以下3つの報告書を公開いたします。
一般社団法人PHR普及推進協議会 PHRデータ流通の促進にかかる作業班との合同成果です)

1.Open mHealth:PHRアプリケーションで生成されるデータの標準化を目指した規格

2.HL7 SPHR : 病院に蓄積される記録の所有権を患者とし、患者の意思で複数医療機関で共有できることを 目指した規格

3.SMART on FHIR:アプリケーションがデータ ストアを介して臨床情報にアクセス可能な標準規格

【成果物3】啓発漫画:災害時の医療・健康支援に役立つPHR

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